Interview


Interview 01

Interview 01
高度な医療に挑戦しながら、患者さんの思いにしっかり応えられる看護師になりたいという思いで、熊本大学病院に入職しました。入職後の研修で特に印象に残っているのは、フィジカルアセスメント研修です。観察に自信が持てず不安を感じていましたが、実際に体に触れながら学び、仲間と共有することで「自分にもできるかもしれない」と思えるようになり、根拠を持って判断する大切さを学びました。臨床の場でも、その学びが生かされている実感があります。 私が所属しているCCUは重症患者さんが多く、毎日が緊張感の連続ですが、その分学ぶことも多い環境です。戸惑うこともありますが、先輩方の姿を見て学びながら、少しずつできることが増えてきました。患者さんや先輩に安心して頼られる存在を目指し、挑戦と学びを重ねる日々を過ごしています。

Interview 02

Interview 02
所属している代謝・内分泌内科、脳神経内科では、糖尿病やホルモン分泌異常、脳梗塞、認知症、神経難病などの患者さんのケアを行っています。院内研修では、「患者さんと関わった時間が長いかどうかだけでなく、どう関わるかが信頼関係をつくる」という学びがありました。当科では長い方では2カ月近く入院されることもあり、比較的ゆっくりと信頼関係を築ける環境に魅力と責任を感じていますが、入院される期間を問わず患者さん一人一人とよりよい関わりをしていけるよう、日々模索しています。 2年目となり、できることが増える一方で、重症患者さんを受け持つ機会も増えてきました。次の勤務帯への申し送りや医師への相談を適切に行うには、病態を踏まえて症状や検査値を捉えることが重要だと強く感じています。幸いにも後輩に尋ねられる機会も増え、ときには一緒に調べながら知識を深めています。

Interview 03

Interview 03
耳鼻咽喉科・頭頸部外科病棟では、手術・化学療法・放射線療法を受ける患者さんが多く、術後管理や退院支援が重要な役割となります。喉頭摘出術や気管切開を行う患者さんも多いため、声を失った方とのコミュニケーション支援は欠かせません。患者さんから「あなたの笑顔に元気をもらえた」「話すと安心する」と言っていただける瞬間は、本当にうれしく、看護師としてのやりがいを強く感じます。回復を支えるためには、幅広い知識とチームでの連携、コミュニケーション力が求められる、非常にやりがいのある病棟です。3年目となった今、後輩指導や、チーム全体を見て動く意識も芽生えてきました。これからは、より専門的な知識や技術を身につけ、患者さんに安心してもらえる看護を提供できるよう成長していきたいと考えています。また、後輩の良き手本となれるよう、自分の姿勢や言葉遣いにも気を配り、チームの力を高められる看護師を目指していきます。

Interview 04

Interview 04
所属しているICUでは、年齢や疾患にかかわらず、重症で高度な集中治療を必要とする患者さんを受け持っています。生命維持に欠かせない医療機器を使用しながら、循環・呼吸・意識など全身状態の観察とケアを行う一方、救命や延命が難しいケースでは、緩和ケアや終末期ケアが求められる場でもあります。 急性期病棟でありながら、家族看護や継続看護など多面的なケアが必要な場面も多々あります。経験豊富な先輩方や多職種から得た知識を日々の実践に生かすとともに、後輩にも丁寧に伝えることで、部署全体として質の高い看護が提供できるよう意識しています。 個別性の高いケアが求められる中で、広い視野を持って患者さんと向き合い、安心・安楽につながる看護を提供できるように、また、急変時対応など判断力や対応力が問われる場面では、多職種との連携を積極的に図り、病棟全体の安全を守れる看護師を目指して日々取り組んでいます。

Interview 05

Interview 05
私が所属する循環器内科では、心不全や虚血性心疾患をはじめとした循環器疾患の患者さんに対し、心臓カテーテル検査やアブレーションなどの高度先進医療を行っています。患者さんの意志を尊重しながら、安心・安全な看護を提供できるよう常にアセスメントし、多職種と密に連携しながら看護に取り組んでいます。また、生活指導や心臓リハビリにも力を入れ、退院後の生活まで見据えた支援を心がけています。重症度の高い患者さんが緊迫した場面を乗り越え、状態が安定し、笑顔を見せてくださる瞬間をすぐそばで見られることは、看護師としての大きな喜びであり、何にも代えがたい経験です。 現在はラダーⅡ-2を取得し、リーダー業務や学生指導、委員会活動など幅広い役割を担っています。病棟全体を把握し、より良い運営につながるよう多職種と協働しながら日々の業務を進めています。また、循環器内科で培った経験をもとに、看護の質向上を目指して心不全認定看護師の取得に向けた学習にも取り組んでいます。

Interview 06

Interview 06
私が在籍するSCUは、発症48時間以内の超急性期患者さんを受け入れる病棟です。医師やリハビリスタッフと密に連携し、集中的な治療とケアを行います。早期からのリハビリテーションが大きな特徴で、多職種が協働しながら患者さんのADL改善や社会復帰を目指す、やりがいのある部署です。 SCUでは急変リスクが高いため、迅速な対応が求められます。脳卒中で入院された患者さんの状態を細かく観察し、点滴や薬の管理、呼吸管理やドレーンケアを医師と連携して行います。また、早期リハビリのサポートやご家族への説明・相談にも関わり、患者さんとご家族の安全と安心を支える役割を担っています。 今後は特定行為看護師として、これまでの経験と知識を活かし、患者さんの変化にいち早く対応できる質の高い看護を提供していきます。特に呼吸器関連やPICC関連の特定行為を積極的に実践し、患者さんの苦痛やリスクを軽減することに貢献します。また、男性看護師のロールモデルとして、多様な働き方を広めていくことも目標の一つです。

Interview 07

Interview 07
私が所属する産科は、総合周産期母子医療センターとして、母子の命と笑顔を守る最前線です。不妊治療から妊婦健診、出産、産褥期のケアまで切れ目なく関わることができ、新しい命の誕生の喜びを共にしながら、母体救命など緊急度の高い医療にも携わります。仲間と力を合わせ、命を守る瞬間に立ち会えることは、大きなやりがいです。 副看護師長としては、スタッフが働きやすく、患者さんに安全で質の高い看護を提供できるよう、勤務調整や業務改善、教育体制の整備に取り組んでいます。また、病棟内外の調整役として、多職種との連携や委員会活動にも積極的に関わっています。新人看護師には、研修で学んだ知識や技術を現場で生かせる機会を意識的に作り、自信を持って看護に取り組めるようサポートしています。さらに、得意なパソコンスキルを生かした業務改善により、スタッフの負担を減らし、より丁寧で質の高い看護を実現できるような環境づくりに取り組んでいます。患者さんやご家族に「ここで出産してよかった」と思っていただける病棟を目指しています。

Interview 08

Interview 08
東病棟10階は、泌尿器科と歯科口腔外科の混合病棟です。どちらの科も、手術・化学療法・放射線療法など、幅広い治療や看護を学ぶことができます。特に、泌尿器科では尿路変向術に伴うストーマケア、歯科口腔外科では気管切開後のカニューレ管理や構音リハビリなど、専門性の高い看護を学べるのが特徴です。また、新人もベテラン看護師も活発にコミュニケーションを取り合う、風通しの良い病棟です。 私は現在、3歳の子どもを育てながら看護師として働いています。時短勤務制度を利用することで、日勤の開始・終了時間を家庭の状況に合わせて選択でき、夜勤回数や勤務希望も柔軟に調整してもらえるため、無理なく仕事と育児を両立できています。今後は、ライフステージに合わせた働き方を模索しながら、看護師として自己研鑽を続け、キャリアアップした自分に自信を持てるようになりたいと考えています。

Interview 09

Interview 09
私が所属する循環器内科病棟は、CCUと同フロアで連携し、超急性期から回復期までシームレスな看護を提供しています。病棟内で心臓リハビリを実施し、早期から生活支援に取り組むとともに、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)を重視しています。また、TAVIやLVADなどの先進医療にも対応し、専門性の高い看護を提供しています。 副看護師長としては、看護スタッフの教育・指導、患者さんの安全管理やケアの質向上、チーム医療の推進、業務改善の検討・実施に取り組み、安心・安全な看護環境づくりに努めています。新人看護師が安心して学べる雰囲気づくりを大切にし、育成にはチーム全体で関わることで、安全で質の高い、チームを意識した看護力を育んでいます。本年度は特に安全管理に注力し、医療スタッフの危機管理能力向上にも力を入れています。 今後は、心臓リハビリやACP支援をさらに強化し、心不全看護を熊大病院循環器内科の強みとするとともに、研究活動や資格取得の支援を通じてスタッフのキャリアアップも推進していきたいと考えています。
